美人画報ワンダー


 

美人画報ワンダー
安野 モヨコ
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afl的感想
この本は、著者である安野モヨコさんが、「自分がキレイになる」そのアレコレについて書いたエッセイ集です。

「んなもん、アフィリエイトと関係ないだろ」
と言わずにちょっと聞いてくださいよ。それが大ありなんです。

何が関係あるかというと、その文章の書き方です。
特別「お奨め」とか宣伝する訳でもなく、自然な感じで何となく欲しくなっちゃうと言う「理想的な文章」が全体に渡って繰り広げられているんですよ〜。

んで、参考として香水の下りからちょっと引用
まず題名からして
美人度を底上げするも、底下げするも使い方次第。愛すべき「美の結晶のような液体」、その名は香水
とかなり、飛ばしてます。

そして、本文も
香水ってアレじゃないの?すれ違ったときなどにフッと香って「ん?いい匂い・・・」と気づいた人がさらに「もっとかぎたい。あの人のそばに行きたい」と思うくらいが良いんじゃないの?
理想としてはその人がいると何となくその場がいい香りになる。


中略

中には琥珀色の、薄紅色の、とりどりの液体が解き放たれるのを待ちかまえています。その並べられてるところを見ているだけで超幸せ!!
そのうえシュッとひと吹きしたらその魔法の水は私に乗り移って、私たち自身を「美しく良い香りのする果物」のような存在に、一瞬で変えてくれるのです。
素敵!!素敵すぎて飲みたい!!



すいません、不覚にも香水欲しいと思ってしまいました(笑)

何が、男である僕をもすら「美」へ惹きつけるのか?
著者である安野モヨコさんは、たぶん売ろうという意図はあんまり無いのではないかと思うんですよ。
ただそのネタを、「どれだけ面白く読者に伝えるか」と言うことを研究し尽くしているのではないかと。
結果、それを読んだ読者は、そこから感じた楽しさをその品物の楽しさと同一視するのでしょう。

これ、アフィリエイトにとっても参考になると思いませんか?
文章勝負でアフィリエイトしたい方、今の状態から一皮むけたい方、是非読んで楽しんでください。
下手な情報商材なんかよりよっぽど役に立つと思いますよ!
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